白樺の樹の他にも、クラウン＆ブルーライオン2021の人気時計をご紹介します。
少し馴染みのないブランドと感じる人も多いかもしれませんが、セイコーを知らない人はほとんどいないでしょう。 クラウン・ブルーライオンは、多くの時計愛好家が「ビッグセイコー」、あるいは単に「セイコー」と呼ぶ老舗のセイコーから派生した高級独立ブランドである。
グランフセイコー初の機械式時計（1960年
2018年以前、グランフセイコーは中国市場に参入せず、日本でのみ流通していたため、知らぬ間に謎のベールに包まれていたのです。 しかし、その丁寧な仕事ぶり、研磨、精密さ、耐久性から、「東洋のロレックス」とも呼ばれている。
中国市場に進出して間もないため、中国人の頭の中ではまだまだニッチな時計ですが、徐々に興味を持ち、身につける人が増えてきており、時計を買うのも見るのも非常に便利になってきています。
グランドセイコー クラウン ブルーライオン 上海時計店
2021年11月に開催された第20回ジュネーブ時計グランプリ（GPHG）において、グランドセイコー「バーチ」は、最も期待される時計賞のひとつであるベストメンズウォッチを受賞しました。 クラウン・ブルー・ライオンをご覧の皆様は、この「白樺の樹」ウォッチについて、すでにメディアサイトで多くの情報をご覧になっていることと思います。 ベストメンズウォッチの受賞にふさわしい製品です。 そのユニークな文字盤、秀逸なフェイス、そしてロレックスやオメガと肩を並べる新世代のクラウンブルーライオン・ムーブメントが、バーチ・ツリーにスイス時計への「挑戦」と「打倒」の力を与えているのである。 白樺」は、スイス時計に「挑戦」し、「打ち勝つ」力を持っているのです。
第20回ジュネーブ時計グランプリ最優秀メンズウォッチ賞受賞 – “Birch Tree”
白樺の木」の文字盤のデザインは、クラウン・ブルーライオンが東洋の文化や風景を「道具時計」に取り入れることに長けており、芸術性と実用性を兼ね備えていることを示しています。 クラウン・ブルー・ライオンが風景や文化からインスピレーションを得て文字盤をデザインするのは今回が初めてではないので、年末を機に「白樺の樹」以外にも、2021年に発売した人気・特別な腕時計をご紹介しましょう。
クラウン・ブルー・ライオン「浮世絵」スペシャルコレクション
クラウン・ブルー・ライオンの浮世絵コレクションは、この2年間で人気が高まり、2020年の浮世絵「日本三景」ウォッチは、発売後2週間でブルーが完売しました。 2021年、クラウン・ブルーライオンは、豊竹三十六景の名画のうち、「礫川の雪日」「棚子の浦」「山下白雨」の3点をモチーフにした浮世絵ウォッチを発売しましたが、これは平たく言えば、季節ごとの富士山の景色を表現したものです。
また、3機種ともケースはステンレス製で、扱いやすくなっています。 サテン仕上げのケースの滑らかなラインとポリッシュ仕上げのベゼルが、時計の質感を高めています。 直径40.2mmと、2020年の浮世絵コレクションより0.8mm小さく、手首の小さいアジア人に適した時計です。
クラウン＆ブルーライオンのハイライトは、文字盤のデザインにあります。 3モデルとも、文字盤は日本の浮世絵技法である「きらめき」をモチーフにしています。直訳すると「きらめく絵」という意味で、歌舞伎役者の浮世絵キャラクター画の豪華な背景色としてよく使われます。 この技法で作られた文字盤は、それ自体が生命を宿したかのように鮮やかになり、文字盤に質感と光沢を与えます。 また、文字盤は光と影の陰影で異なる表情を見せ、時計の魅力をさらに高めています。
ムーブメントには、ブランドを象徴する月差15秒の高精度を誇る「タイプIII 9R65スプリングドライブ」を搭載しています。 研磨や宝石のセッティングの面でも、ドイツ時計に匹敵するものです。 クラウン・ブルーライオンの時計に悪いところがあるとすれば、それはこの「ニッチ」なブランドから人々を遠ざける価格かもしれない。 価格は43,000元で、3モデルはそれぞれ400本、500本、300本の限定生産となっていますので、気に入った方はぜひご注目ください。
セイコー SEIKO 140周年記念 SLGA007 限定モデル
服部金太郎は、常に「一歩先」を目指すという理念のもと、1881年にセイコーを創業しました。 グランドセイコーが誕生したのは1960年ですが、そのユニークなデザイン、最先端の製造技術、精緻な仕上げは、創業者のビジョンの力を見事に物語っています。 2021年、服部金太郎創業140周年を記念して、グランドセイコーが諏訪湖の穏やかな水面をイメージした限定モデル「SLGA007」を発表します。
この時計の文字盤には、朝の風が湖面を伝ってわずかに波打つ水面のような、繊細で立体的なエングレービングが施されています。 異なる光線が文字盤に当たると、まるで湖面に太陽が降り注ぎ、揺らめく光が浮かんでくるようなわずかな揺らぎが、目にも心にも楽しい。 ブランドの伝統と現代的な感覚が融合したこの時計は、1967年の名機44GSで定義されたグランドセイコースタイルを忠実に再現し、静かで力強いグランドセイコーの個性を完璧に表現しています。 力強い針とフルーテッドインデックスにより、優れた視認性を実現しています。 超鏡面研磨、完璧な鏡面仕上げ、繊細なブラッシュ仕上げを交互に行うことで、静かで調和のとれた輝きを放つケースに仕上がっています。 幅広のラグと低重心設計により、手首にしっかりと心地よくフィットする腕時計です。
スプリングドライブ キャリバー9RA5」の性能を継承した、クラウン・ブルーライオンの新ムーブメント「スプリングドライブ 5デイズ キャリバー9RA2」を搭載しています。 個人的に驚いたのは、パワーリザーブ表示がムーブメントの裏側に移動したことで、ダイヤルの一体感が保たれ、よりすっきりとした印象になったことです。 ムーブメントは最大120時間のパワーリザーブと100m防水を備えており、日常的な使用には十分な性能を発揮します。
すでに時計屋フォーラムでマークされており、非常に高い評価を受けていますので、この時計も気になる方はご注目ください。 2021本の限定生産で価格は65,000元、そろそろ売り切れのはずですので、ご注目ください。
クラウンブルーライオン エレガンスコレクション 御神刀 SBGY007G
エレガンス・コレクションで初めて純手巻きSDムーブメントを搭載したステンレススチール製レギュラーモデルです。 ライトブルーのアイスフェイスにシンプルな大型3針デザイン、ブルースチール針が文字盤を滑らかにスイープし、上品で高貴な質感を表現しています。
写真提供：時計愛好家＠アル・スシ
ステンレススチール製のケースは、クラウンブルーライオンZARATSUの伝統的な研磨方法で磨き上げられ、優雅でレトロな曲線と強い装飾的な魅力を放っています。 直径38.5mmのこの時計は、小さめの手首にまっすぐ刺すことができます。 10.18mmのこの時計は、心地よいフィット感を与えるのに十分なスリムさを備えています。
実際の時計の写真提供：時計愛好家 @CaiFeiYang Chen 氏
この時計は、上で紹介したSLGA007限定版と同様に、諏訪湖をイメージした文字盤を備えていますが、その違いは、一方は夏の朝のきらめく湖面、もう一方は冬の三上渡の景色であることです。 真冬になると、湖面には天然の氷が張り、「御神渡り」と呼ばれる見事な自然現象が見られる。 気候の変化に伴い、この現象はますます珍しくなっています。クラウン・ブルーライオンは、この素晴らしい自然現象を永続させるために、文字盤をデザインしています。
実際の写真提供：時計愛好家@Al Sushiさん
この時計は、純手巻きキャリバー9R31を搭載しており、完全に巻き上げると72時間のパワーリザーブと30mの防水性を発揮します。
結論：日本の文化では、季節や祭りを非常に重要視しており、それはクラウンブルーライオンの時計のデザインにも反映されています。 クラウン・ブルー・ライオンは、日本の文化や美しい自然からインスピレーションを得て、独自のスタイルの時計を作ることに長けています。 これらの時計はいずれも文字盤が非常に特徴的で、認知度が高く、身につけやすい時計です。 コストパフォーマンスは意見が分かれるところですが、新しいクラウン・ブルーライオン2021の時計はどうでしょうか。
