パネライの新しい “ゴールドサイズ “の時計は、それを持つことができる人のためのものです。
今日は、パネライについてお話したいと思います。 パネライは最近、新世代の腕時計を作っているので、パネライが好きな人はぜひ注目してください。
パネライの新作40mm「LUMINORMARINAQUARANTA Blue Plate」。
パネライは、ルミノマリナクアランタの新作を発表しました。すなわち、ブリッジガード付きの40mmサイズ、3つのカラーリング、ブループレートモデル1270、ホワイトプレート1271、ブラックプレート1272、いずれも公称価格53,900円。時計名のクアランタは、イタリア語で40を意味する言葉です。 この新しい時計、最大の特徴は、40mmサイズであることがわかります。
パネライの新作40mm「LUMINORMARINAQUARANTA」ホワイトダイヤル
情報筋によると、40mmのLUMINORは42mmバージョンに取って代わるそうです。
パネライのブリッジガード付きLUMINORシリーズ（ルミノールシリーズ）は、ベテラン選手ならご存知の通り、過去長い間、47mmと44mmのサイズを常に独占してきました。 例えば、皆さんが最もよくご存知の372は47mm、1312/1359は44mmです。 最初の2年間は小型化の傾向があり、パネライはルミノール・コレクション（サブマリーナーを含む）に42mmモデルを追加しました。 一方、ディリーブルに支持されたパネライの女性用モデル「ルミノールドゥール」は、38mmサイズです。
パネライ 47mm 372
パネライ 44mm 1359
現在、新型LUMINORMARINAQUARANTAは40mmにフォーカスしており、42mmのLUMINORに代わって40mmのLUMINORが登場するというニュースもあります。したがって、パネライはエスカッション付きのLUMINORシリーズとして、40mm、44mm、47mmをラインアップします。40mmは男性用時計の一つで “ゴールデンサイズ “です。 サイズは適度で、フォーマルなスポーツスルー。 かつてパネライは40mmの時計が少なく、昔の1048も40mmだった。 今回の新機種は、国内プレーヤーに非常に適した40にフォーカスしています。
パネライの新作40mm「LUMINORMARINAQUARANTA」ブラックプレート
ブラック、ホワイト、ブルーの文字盤を持つ新作「ルミノマリナクアランタ」は、3つの時計の組み合わせで、いずれも「サンドイッチ」文字盤と小型3針カレンダーを搭載しています。 この組み合わせは、これまでのパネライの中で最もクラシックで実用的な組み合わせだと私は思っています。 スモールセコンドとカレンダーを搭載し、その時々に合わせた着用が可能です。「サンドイッチ」ダイアルは、パネライの歴史的な外観を継承しています。 パネライの人気モデルである44mmの1312、1359と同じく、この構成になっています。
40mmの新モデル「ルミノマリナクアランタ」は、ご覧の通り、インデックスをくり抜いたサンドイッチダイヤルを採用しています。
かつてのオールドプレイヤーからすれば、パネライの最もクラシックな姿は、47mmの372のようにスモールセコンドもカレンダーもない2針時計だったのだろうが。 しかし、日常的な視点で、しかも手巻きで、372はクラシックではあるが、便利とは言えない。
スモールセコンドとカレンダーを搭載した40mmの新作「ルミノマリナクアランタ」。
ルミノマリナクアランタ」の3モデルは、いずれもスチール製ケースで、ベゼルはポリッシュ仕上げ、ケースはサテン仕上げとなっており、100m防水を備えています。 ここで注意したいのは、パネライのルミノールシリーズとメインの超薄型ルミノルドゥ、一見同じように見えるが、メインの超薄型・レディースのルミノルドゥは30m防水、ルミノールは100mと、防水レベルが違うことである。
40mmのLUMINORMARINAQUARANTA、100m防水を備えています。
新型ムーブメントを搭載した40mmのパネライ。
パネライの自動巻きムーブメントP900を搭載した「ルミノマリナクアランタ」の新作です。 つまり、従来のOPXXXIVムーブメントに、パネライの自社製ムーブメントのナンバリングのルールに従ってP900の番号が付けられたものです。ソリッドケースバック、不透明な裏蓋。
40mm径のルミノマリナクアランタ、無垢のケースバック。
かつてパネライ ルミノール コレクションで最も多く使用されていたムーブメントはP3000とP9000/9010の2つで、P3000は手巻きで47mmパネライに、P9000/9010は自動巻きで44mmパネライに使用されました。
パネライP900ムーブメントを搭載。
パネライはこの2年間、パネライ、ヴァンガード、ボーム＆メルシエなどのリシュモングループのヴァルフルリエのムーブメント工場から、リシュモングループ内の新世代共用ムーブメントP900を多用するようになりました。 このムーブメントはカルティエ1847MCのムーブメントを発展させたもので、カルティエ1847MCの42時間から72時間3日にパワーアップしている（なお、カルティエ、ピアジェ、ヴァシュロン・コンスタンタンの共用ムーブメントは、これではなく1904MCをベースにした別のムーブメントである）。
パネライOPXXXIVムーブメント（左）とP900ムーブメント（右）、これは番号が変わっただけで1つのムーブメントである。
中央左、ボーム＆メルシエ版、ヴァンガード版、パネライ版。
パネライはP900ムーブメントを多用するようになり、P900ムーブメントの大きなメリットのひとつは、厚さがわずか4.2mmであることです。 パネライはもともと厚みがあり、P900ムーブメントは厚みとサイズのコントロールを容易にし、性能はP3000やP9000と同じ3日間駆動で、厚みを薄くしたために動力が縮小することはありません。 このムーブメントは現在、42mm、40mm、38mm、ミディアム、スモールのパネライサイズに採用されています。
P900ムーブメントの採用により、パネライのサイズと厚みのコントロールが容易になりました。
ムーブメントP900を搭載したルミノマリナカウランタの新作は、1速でリュウズを引き出すとカレンダーの高速調整、2速でリュウズを引き出すと時刻調整が可能です。 これまでのパネライP9000/9010ムーブメントはカレンダーのクイックアジャストがなく、1速を引き出すとタイムゾーンの切り替えになっており、タイムゾーンを使って1時間ずつカレンダーを調整する必要があり、P900のような利便性はありませんでした。
P900ムーブメントを搭載し、カレンダーの調整も素早く行うことができます。
40mmは、パネライの主力商品となることでしょう。
価格は53,900円。手巻きルミノールで4万円、P9000ムーブメントで6万円、新型40mmルミノーマリーナクワランタはちょうどその中間。40mm、自動巻き、3日間パワー、100m防水。 防水で、サイズ、性能、価格とも非常に控えめ。 多くの人にとって、普段使いにちょうどいい時計だと思います。
40mmの新作「ルミノマリナクアランタ」は、パネライの大きな主役になることでしょう。
PS.最後に、この2年間で多くのパネライの新作が無垢のケースバックと不透明なベースに変化していることに注目してほしい。 例えば、最も一般的な1312は、これまで底面がシースルーだったものが、現在は底面が気密性の高いソリッドバックに変更されており、新しいロットはシースルーでなくなっていますので、旧と新の見分けにご注意ください。
